金沢貞顕書状

一、同息屋間事、心光昨日京 着承候畢、子細以兼雄(倉栖)申候、一、金沢殿御文給候了、御返事
 進候、可令執進給候、子細同可申候、
一、仙洞(後宇多院)御事、不跡形浮○《言》不始于
 今候、仍中々不及申候、不可被
 驚思食事候、比興々々、
一、別駕(安達時顕)在京之間、度々対面、為
 悦候、如此条々示給候、為悦候、
 此等子細兼雄(倉栖)可申候也、恐々謹言、
  (嘉元三年)三月二日  越後守(金沢貞顕)(花押)
 明忍御房(釼阿)〈御返事〉


【無指事候之間、久不申承候之条、頗以失本意候、抑此医書等

金沢貞顕書状(詳細)

金文番号
29
和暦年月日
(嘉元3年)3月2日
成立
鎌倉時代後期
員数
1通
形状
竪紙(礼紙)
欠損
前欠
料紙
楮紙
法量 縦x横
縦31.8 x 横49.7
紙数
1紙
差出
越後守(花押)(金沢貞顕)
宛所
明忍御房(釼阿)
紙背
『秘鈔口決〈本鈔第九巻〉』(釼阿本)第30紙
連続情報
K213/S538「金沢貞顕書状」、K247/S565「金沢貞顕書状」から接続。
付加情報
倉栖兼雄筆。影字あり(K1148/S965「釼阿書状」)。
整理番号
398
遺文
鎌22876
神奈川県史
1572
最終更新日
2020-01-14