金沢貞顕書状

当事無殊事候之条、承悦候、京都又同前候、抑唐船無為之帰朝、尤
目出候、当寺之御大慶候、
不可不喜候、但俊如御房(戒誉)
乗船已下向云々、定無為
参着候歟、子細省略候、
恐々謹言、
  (徳治元年)五月廿四日  越後守(金沢貞顕)(花押)
 明忍御房(釼阿)〈御返事〉

金沢貞顕書状(詳細)

金文番号
50
和暦年月日
(徳治元年)5月24日
成立
鎌倉時代後期
員数
1通
形状
竪紙(切紙二紙を上下に接続)
欠損
後欠
料紙
楮紙(打紙)
法量 縦x横
縦32.3 x 横49.2
紙数
1紙
差出
越後守(金沢貞顕)(花押)
宛所
明忍御房(釼阿)
紙背
(上)『鳥羽院御月忌次第』第14紙、(下)『大御室御忌日蜜導師次第〈九月/二十七日〉』第12紙
付加情報
倉栖兼雄筆。影字あり(『金文』未収「氏名未詳書状」。『大御室御忌日蜜導師次第〈九月/二十七日〉』第3紙(337函)紙背にあり)。
整理番号
419
遺文
鎌23504
神奈川県史
1663
最終更新日
2020-01-12