金沢貞顕書状

性一石を立候者、  白砂多々いるへく候、  例の車にてあけをかれ
  候へく候、又
  人夫事、或方に
  所望之処、領状候了、
  土用以後可給之由可承候、
  為悦候、々々々、
  火中に入られ候へく候、
先日進候葉茶、磨給候
了、恐悦候、兼又青嶋
石、明日可取遣候、又多
宝寺(相模国鎌倉)訴事、昨日評定
候て、悉寺家得理候き、
大食僧定悦喜候歟、

(紙背)
(ウハ書)「向山刑部左衛門尉(敦利)殿      釼阿」

金沢貞顕書状(詳細)

金文番号
145
和暦年月日
(鎌倉後期月日未詳)
成立
鎌倉時代後期
員数
1通
形状
竪紙(本紙)
料紙
楮紙
法量 縦x横
縦33.7 x 横51.2
紙数
1紙
紙背
『酉員流一結〈大事〉』(釼阿本)第3紙
付加情報
金沢貞顕自筆。貞顕宛釼阿書状の礼紙の裏に記す。
整理番号
470
遺文
鎌27238
神奈川県史
2218
最終更新日
2020-01-16