金沢貞顕書状

能々御祈念  候者、恐悦候、々々々、男子出生以後、只今〈辰刻〉まて
無殊事候、但後物いまた
遅々候、医師はくるし
からぬよし申候へとも、
心本なく候、尚御祈念
候者、悦入候、心地は無為に候へとも、
後物遅々、返々心もとなく
存候、恐々謹言、
  正月十一日  貞顕(金沢)
 又進之候

金沢貞顕書状(詳細)

金文番号
152
和暦年月日
(鎌倉後期)1月11日
成立
鎌倉時代後期
員数
1通
形状
竪紙
料紙
楮紙
法量 縦x横
縦33.5 x 横53.6
紙数
1紙
紙背
『宝寿抄』巻九第13紙
付加情報
金沢貞顕自筆。影字あり(「金沢貞顕書状」)。
整理番号
477
遺文
鎌27122
神奈川県史
2160
最終更新日
2020-01-12