金沢貞顕書状

七日夜より違例事候しか、自一昨日増気候て、以外候つるを、長周(丹波)朝臣加療治候か、温気
はすこしかろくなりて候、食
事もつやゝゝめされ候はす、身も
くるしくて候、祈祷事、殊
御意にかけられ候はゝ、本意候、
去年の所労と同体候、それよりは
かろく候、医師もことなる事
候はしと申候之間、安堵して候、
此事により候て、御出はあるま

金沢貞顕書状

金文番号
215
和暦年月日
(鎌倉後期月日未詳)
成立
鎌倉時代後期
員数
1通
形状
竪紙(本紙)
欠損
後欠
料紙
楮紙
法量 縦x横
縦34.1 x 横54.5
紙数
1紙
紙背
『宝寿抄』巻一第13紙
付加情報
金沢貞顕自筆。影字あり(K141/S466「金沢貞顕書状」)。
整理番号
540
遺文
鎌27136
神奈川県史
2173
最終更新日
2020-01-12