金沢貞顕書状

只今見来候之間、  餅五籠進之候、 昨日客人無為無事候き、
悦存候、今日も可参候に、
あまりにくたひれて候
うゑに、昨日事とも賀申
候程に不参候、背本意候、
近日可参候、又長崎新左衛門(高資)尉
来月二日金沢(武蔵国六浦庄)へ出候へきよし
申候、紅葉は二日さかりに
候へきやらん、若さかりに候はすは、
いつころかさかりに候へき、委細

金沢貞顕書状

金文番号
220
和暦年月日
(鎌倉後期月日未詳)
成立
鎌倉時代後期
員数
1通
形状
竪紙(本紙)
料紙
楮紙
法量 縦x横
縦34 x 横54.7
紙数
1紙
紙背
『宝寿抄』巻四第2紙
連続情報
K275/S593「金沢貞顕書状」へ接続。
付加情報
金沢貞顕自筆。影字あり(『金文』未収「金沢貞顕書状」)。
整理番号
545
遺文
鎌27164
神奈川県史
2201
最終更新日
2020-01-14