金沢貞顕書状

人夫は明夕より金沢(武蔵国六浦庄)へ向候て、自明後日はしめ候へきよし、武州(赤橋守時)のうちの奉行人
令申候、五十人つゝ廿日にて
候はむするあひた、都合千人
にて候へく候、又石きりこの程
無沙汰候者、御さいそく候て
忩々きらせられ候へく候、又仏事
さたのために、明日明後日あひた
には、必可参入候、恐惶謹言、
  正月十四日  貞顕(金沢)
 方丈(釼阿)進之候

(ウハ書)
「(切封墨引)
 方丈進之候      □□」

金沢貞顕書状

金文番号
251
和暦年月日
(鎌倉後期)1月14日
成立
鎌倉時代後期
員数
1通
形状
竪紙(礼紙)
欠損
前後欠
料紙
楮紙
法量 縦x横
縦31.8 x 横49.9
紙数
1紙
差出
貞顕(金沢)
宛所
方丈(釼阿)
紙背
『智袋』下第2紙
付加情報
金沢貞顕自筆。影字あり。
整理番号
569
遺文
鎌27234
神奈川県史
2219
最終更新日
2020-01-16