金沢貞顕書状

貞将(金沢)は只今はしつ  まりて候し、御出候へき  よし承候、悦思給候、
小童も心くるしき
よし承候、観達(賢恵)御房は
身固もしかけさせ給て
候よし承候うゑに
御乳母もなけき申候時
に小童の減をゑ候まては
観公(賢恵)をはそれにをきまいらせ
られ候て、御加持候者悦入候、
恐惶謹言、
  □(三)月十六日  貞顕(金沢)
 方丈(釼阿)進之候

金沢貞顕書状

金文番号
282
和暦年月日
(鎌倉後期)16日
成立
鎌倉時代後期
員数
1通
形状
竪紙
料紙
楮紙
法量 縦x横
縦33.5 x 横52.6
紙数
1紙
差出
貞顕(金沢)
宛所
方丈(釼阿)
紙背
『宝寿抄』巻十第17紙
付加情報
金沢貞顕自筆。影字あり(K1462/S1011「順忍書状」)。
整理番号
600
遺文
鎌26133
神奈川県史
2049
最終更新日
2020-01-08