金沢貞顕書状

又文庫書籍、此人□   かし候事、あるましく候、   もし李部(時雄)なとへ進たる
   物候はゝ、?其跡(盛時)より取
   返て入へきよし、
   恵雲房にもつたへ候へく候、
   もしやの事を申候也、
明暁一定候哉、御なこり
をしさ、無申計候、相構
愚身も?可令下向候也、
兼又上方への状書進候、
任上書可付給候、又禅興
寺(相模国山内庄)方丈御対面之時者、下向
之志深候、便宜之時者、○「太守禅門(北条貞時)に」御こと
付をくはえられ候へと、事付
申候由を、御つたへ候へく候、方
[  ]は野

金沢貞顕書状

金文番号
337
和暦年月日
(嘉元4年日未詳)
成立
鎌倉時代後期
員数
1通
形状
竪紙(本紙)
欠損
前後欠
料紙
楮紙
法量 縦x横
縦32.2 x 横50.9
紙数
1紙
紙背
『薄草子口決』巻十四第11紙(釼阿本、識語あり)
付加情報
金沢貞顕自筆。影字あり(「氏名未詳書状」)。
整理番号
634
遺文
鎌21906
神奈川県史
1409
最終更新日
2020-01-12