金沢貞顕書状

去六日両通御返事、今日雑色之便下着、  条々承候了、一、鎧并筒丸、実事京都如他上手之間、
  可被打之由承候、喜入候、宗妙備中国に候とも、
  先うたせらるへく候、其間に被召候者、定参
  着候歟、まいりて後被始候者、可延引候、先度も
  如令申候、いかほともうすくかろく候へく候、
  又たとひ経数月候とも上品にうたせ
  らるへく候、
一、東北院僧正(覚円)御房申され候事、不実之由
  承候了、不可思儀事候、誠もなき御事
  けに候、可有御意得候、
一、道顕律師返状、慥賜候了、

金沢貞顕書状(詳細)

金文番号
346
和暦年月日
(鎌倉後期月日未詳)
成立
鎌倉時代後期
員数
1通
形状
竪紙(本紙)
料紙
楮紙
法量 縦x横
縦33.4 x 横52.5
紙数
1紙
紙背
『瑜祇経聞書口注第三〈四ー内〉』(熈允本)第6紙
付加情報
金沢貞顕自筆。
整理番号
643
遺文
鎌29258
神奈川県史
2451
最終更新日
2020-01-12