金沢貞顕書状

歎入候、々々々、同人申候しに親衛禅門(北条泰家)の御病気も難治御事に候、人にもましりこはき物めされて、久御坐かなわぬ
御事に候、又同御息女御病事、大方殿(北条貞時後家)
より長朝々臣(丹波)道忍に被仰付候へとも
御存命不定事候、是御姪、典厩
[   ]御わたり候、いかなるへしとも、
[   ]申候き、最勝園寺殿(北条貞時)
[   ]猶々歎入候、々々々、
[   ]入道(長崎光綱)三十三年之間、山内(相模国)
[   ]塔立候き、東寺(山城国)御舎利
[   ]同九日より十一日まて
[   ]候て、仏

金沢貞顕書状

金文番号
351
和暦年月日
(嘉暦4年)7月13日
成立
鎌倉時代後期
員数
1通
形状
竪紙(礼紙、上に小切紙、下に切紙一紙を接続)
欠損
前欠
料紙
楮紙
法量 縦x横
縦32.3 x 横48.8
紙数
1紙
紙背
(上)『西院流目録〈ム記之〉』第1紙、(下)『御影供作法』第5紙
付加情報
金沢貞顕自筆。
整理番号
648
遺文
鎌31121
神奈川県史
2887
最終更新日
2020-01-15