金沢貞顕書状

一、資明(日野)朝臣、今月三日帰京、 勅使間事、  無相違之由、披露之旨、承候了、自 禁裏(後醍醐天皇)  万里少路大納言宣房卿、自前坊御跡(康仁王)六条(有忠)
  前中納言入道可有下向之由、同承候了、
  宣房卿一昨日〈廿八日〉下着候、名越(相模国鎌倉)入僧坊に
  借住云々、昨日今日給使者候了、今日者
  令対面候、重宝持下之由風聞承候了、
一、六波羅評定衆并奉行人等所望分、
  御注進之旨承候了、且案文給候了、
  二番頭人事、為信濃入道(二階堂行朝)○「奉行」可有御沙汰
  之由、其聞候つる

金沢貞顕書状(詳細)

金文番号
367
和暦年月日
(嘉暦3年正月30日)
成立
鎌倉時代後期
員数
1通
形状
竪紙(礼紙)
欠損
前欠
料紙
楮紙
法量 縦x横
縦32.8 x 横50.2
紙数
1紙
紙背
『甫文口伝抄』巻一第10紙
付加情報
金沢貞顕自筆。
整理番号
664
遺文
鎌30502
神奈川県史
2691
最終更新日
2020-01-12