金沢貞顕書状

土左入道(清原教元)は可有御訪候歟、可有御計候、    又工藤右衛門貞祐母儀、駿河国に    候けるか、去七日他界候、同前、
  九月十九日御返事三通、行秀律師辺便
  宜、今月六日到来候了、
一、治部少輔(長井高秀)上洛之後、京都何条事等候哉、
  委細可示給候、自両御方猶御使可下向候
  歟、不審候、
一、中宮(藤原禧子)御懐妊事、不実之間、御祈等被止候而、
  禁裏一所に御坐之由其聞候、実事候哉、可承存
  候也、
一、禁裏(後醍醐天皇)聖天供とて□□御祈候之由承候、不審候、
  同前、

金沢貞顕書状

金文番号
378
和暦年月日
(元徳元年月日未詳)
成立
鎌倉時代後期
員数
1通
形状
竪紙(本紙)
欠損
前後欠
料紙
楮紙
法量 縦x横
縦33.1 x 横45.8
紙数
1紙
紙背
『酉員流 一結〈大事〉』第6紙
付加情報
金沢貞顕自筆。
整理番号
675
遺文
鎌30036
神奈川県史
2646
最終更新日
2020-01-12