金沢貞顕書状

軽海郷(加賀国)合戦張本八院(加賀国白山)法師事、被成御教書、御沙汰候之由承候し、其後何様候哉、不審候、自称名寺如
此内々注給候、令進候、近江房道覚か
棟仁候なる、長野孫五郎入道一躰分
身物にて候うゑ、縁者にて候之由承
候、厳密に可有御沙汰候、名字も二
もちて候之旨承候、又相宰房とかゝれて
候は、宰相房を書たかへて候と推量候、
奉行人にも被仰候て、重御教書をも
なされ候て、猶々厳密に御さた候へく候、

金沢貞顕書状

金文番号
395
和暦年月日
(鎌倉後期月日未詳)
成立
鎌倉時代後期
員数
1通
形状
竪紙(本紙、切紙二紙を上下に接続)
欠損
後欠
料紙
楮紙
法量 縦x横
縦32.6 x 横49.7
紙数
1紙
紙背
(上)『第三重口傳〈自身加持〉』(熈允本)、(下)題未詳聖教(折本、熈允本)
付加情報
金沢貞顕自筆。
整理番号
692
遺文
鎌31132
神奈川県史
2899
最終更新日
2020-01-15