金沢貞顕書状

只今巳刻計、若宮神主許へ     侍所代官をしよせて候とて、     門前市をなし候之間、○「相尋候へは」、神主弟
     并桑原太郎同宿候、ともニ被召取候云々、
     桑原[  ]工藤三郎右衛門入道か
     子息と覚候、悪党の
     ゆえにて候なと申合候へとも、
     実説未分明候也、
  今月十六日両通御状、北方(常葉範貞)雑色下向之便、
  一昨夜〈廿三日〉下着候了、
一、忠伊法印父子三人被殺害事、承候了、
  先驚存候、評定之趣、子細とも候へとも、
  忠伊名仁候之

金沢貞顕書状(詳細)

金文番号
413
和暦年月日
元徳元年12月カ
成立
鎌倉時代後期
員数
1通
形状
竪紙(礼紙)
欠損
後欠
料紙
楮紙
法量 縦x横
縦33.3 x 横51.6
紙数
1紙
紙背
『酉員流 一結〈六外〉』第3紙
付加情報
金沢貞顕自筆。
整理番号
710
遺文
鎌30832
神奈川県史
2805
最終更新日
2020-01-05