金沢貞顕書状

今月四日両通御状、同六日・九日御札等、周防前司(狩野為成)  辺便宜、慥到来候了、一、北方(北条範貞)暇事、不可有子細之由、自彼御方被仰之間、
  小串入道等進物事、致用意旨承候了、且又
  在洛難治候覧とて、二万疋御沙汰候之条、
  御志之至、無申計候て、下向候者、宝(ママ)をつくされ
  候歟、
一、二月廿六日右府(近衛経忠)関白 宣下事、詔書給候了、
  先立其聞候之間、令申候き、
一、法花寺(大和国)栄心御房返状一合、慥給候了、
一、神五左衛門尉返状一合、同前、
一、光明院長老御事一合、同

金沢貞顕書状(詳細)

金文番号
427
和暦年月日
元徳2年(月日未詳)
成立
鎌倉時代後期
員数
1通
形状
竪紙(本紙)
欠損
後欠
料紙
楮紙
法量 縦x横
縦33.1 x 横39.3
紙数
1紙
紙背
『後夜作法』(折紙)
付加情報
金沢貞顕自筆。影字あり。
整理番号
724
遺文
鎌30986
神奈川県史
2849
最終更新日
2020-01-16