金沢貞顕書状

進之候、慥につけられ候て、返状とり候て、たしかに候はむ便宜ニ可給候、あはれ無相違候へかしと念願入候、顕元(大江)奉行
夏装束、旧冬のほせ候、銚子提等
修理、?々さたし下候へきよし、内々
仰らるへく候、若顕元下国候とも、申
付て候物をめされ候て、せめ仰られ候
へく候、
新茶出来時は、必可給候、あなかしく、
     (元徳二年)三月廿四日《いぬの時》

(ウハ書)
「(切封墨引)」
(異筆)「元徳二四二、清光(大井)帰洛便到、」

金沢貞顕書状

金文番号
431
和暦年月日
元徳2年3月24日
成立
鎌倉時代後期
員数
1通
形状
竪紙(礼紙)
欠損
前欠
料紙
楮紙
法量 縦x横
縦33.3 x 横51.4
紙数
1紙
紙背
『甫文口伝抄』巻四第4紙
付加情報
金沢貞顕自筆。影字あり(K336/S633「金沢貞顕書状」)。
整理番号
728
遺文
鎌30981
神奈川県史
2855
最終更新日
2020-01-16