金沢貞顕書状

[               ]  之外者、其例まれに候、少々候者不吉  候歟、可有御斟酌事候乎之由存思
  給候へとも、定被計申人々候歟之
  旨存候、
一、旧年阿曽社(肥後国)恠異につきて御占
  候しに、今年三・四月之程に
  長岳(肥後国阿蘇社)と候しやらん、其につき候て
  世間もしつかなるましきと申合
  候、例の不実にてこそと覚候へとも、
  祈祷事能々可有御沙汰候、あなか
  しく、
  (元徳二年)二月十七日

 (切封墨引)

金沢貞顕書状

金文番号
442
和暦年月日
(元徳2年)2月17日
成立
鎌倉時代後期
員数
1通
形状
竪紙(礼紙)
料紙
楮紙
法量 縦x横
縦32.9 x 横48.7
紙数
1紙
紙背
『酉員流 如法愛染口決 伊豆』第2紙
連続情報
K419/S716-1「金沢貞顕書状」から接続。
付加情報
金沢貞顕自筆。
整理番号
739
遺文
鎌30906
神奈川県史
2826
最終更新日
2020-01-08