金沢貞顕書状

貞意事承候了、盛久許へ被仰候なれは、定令申候歟、可承候、道蘊(二階堂貞藤)かいかゝしてうしなひ候はむと存て候間、
御沙汰不審候、配所へも尋られ候やうに
承候、可有御意得候、
春日局逝去事、無申計候、年来
申承候之間、特歎入候、々々々、
高倉入道(惟宗盛親ヵ)状一合給はり候ぬ、御返事
追可調進候、あなかしく、
        十二月十一日

金沢貞顕書状(詳細)

金文番号
449
和暦年月日
(鎌倉後期)12月11日
成立
鎌倉時代後期
員数
1通
形状
竪紙
料紙
楮紙
法量 縦x横
縦33 x 横51.8
紙数
1紙
紙背
『酉員流 一結〈灌頂甲〉』第2紙
付加情報
金沢貞顕自筆。
整理番号
746
遺文
鎌30807
神奈川県史
2794
最終更新日
2020-01-08