金沢貞顕書状

御吉事等、於今者雖事旧候、猶以不可有尽期候、抑、自去六日神事仕候而、
至今日参詣諸社候、仍不申
候つ、今暁火事驚入候、雖
然、不及太守禅閤(北条高時)御所候之間、
特目出候、長崎入道(円喜・高綱)・同四郎左衛門尉(長崎高貞)・
同三郎左衛門入道(思元・長崎高光)・同三郎左衛門尉(長崎高頼)・尾藤
左衛門入道(演心・時綱)・南条新左衛門尉等宿所炎上候了、

焼訪無申計候、可有御察候、火
本者三郎左衛門尉宿所に放火候云々、
兼又御内御巻数御返事、昨日
被出候、進之候、又来十二日無
御指合候者、早旦可有入御

金沢貞顕書状(詳細)

金文番号
456
和暦年月日
(鎌倉後期)1月10日
成立
鎌倉時代後期
員数
1通
形状
竪紙(本紙・礼紙)
料紙
楮紙
法量 縦x横
縦 32.7 32.6 x 横 52.2 52.0
紙数
2紙
差出
崇顕(金沢貞顕)
宛所
方丈(釼阿)
紙背
(本紙)『甫文口伝鈔』巻八第1紙、(礼紙)『甫文口伝抄』巻八第7紙
付加情報
金沢貞顕自筆。
整理番号
753
遺文
鎌32185
神奈川県史
3083
最終更新日
2020-01-16