金沢貞顕書状

ましと、よくゝゝ申て候しに、さりぬへきものをもまいらせ候はさり
けるこそ、正たいなく候へ、
御にしきまいらせ候しと、
さためて、いまは御らん
せさせおはしまし
候ぬらん、あまりに
かへ物をおほくして候ける、
[        ]
うらやましうこそ候へ、
したいにいたはりもまさり候へは、
又見参に入候ぬともおほえ候はぬこそ、
心ほそう候へ、御文にてたに、
ひんことに、申うけ給はる御事にて候へく候、

金沢貞顕書状

金文番号
470
和暦年月日
(鎌倉後期月日未詳)
成立
鎌倉時代後期
員数
1通
形状
竪紙(切紙二紙を上下に接続)
欠損
前欠
料紙
楮紙
法量 縦x横
縦32.3 x 横42
紙数
1紙
紙背
(上)『院尊勝陀羅尼供養導師次第』第1紙、(下)『公家孔雀経御読経開白導師次第〈数日/儀〉』第11紙(識語あり)
付加情報
影字あり。異筆にて「卅枚内」とあり。
整理番号
761
遺文
鎌23348
神奈川県史
1621
最終更新日
2020-01-10