金沢貞顕書状

思候て、□□□御ひやうふたてられ候て、   一まかし給はり候て、そう正(僧正)の御房へ   申へく候へとも、みなし候御ことと、
   思まいらせ候て、まつ申候、
   大はんにやよませ、みかくらし候はん
さしたる御事の候はぬほとに、申候ことも候はす候、
このほとひまうてをし候つるか、
あすのよはつやをし候はゝやと、

金沢貞顕書状

金文番号
478
和暦年月日
(鎌倉後期月日未詳)
成立
鎌倉時代後期
員数
1通
形状
竪紙(本紙、切紙二紙を上下に接続)
欠損
前欠
料紙
楮紙
法量 縦x横
縦32.5 x 横50
紙数
1紙
紙背
(上)『院尊勝陀羅尼供養導師次第』第11紙ヵ、(下)『大御室御忌日講師次第〈九月/二十七日〉』第9紙
付加情報
影字あり(K479/S771「金沢貞顕書状」)。金沢貞顕書状とするには要検討。
整理番号
770
遺文
鎌23349
神奈川県史
1621
最終更新日
2020-01-11