金沢貞顕書状

めてたく悦  いり候、又すいうのせむし、四日の  夕方つきて候、
  みちのほとことなる
  事もさふらはて、下向候へは、返々
  よろこひ[    ]
  忠時(金沢)はよろつことなる
  事もさふらハて、けなりけにのみ候、
  けさんに入たく候也、
  あわれこの春のうちに御下候て、
  御らんせられ候御事にて候へかしと、
  ねむせられてのみ候、
  ひんきあか月にて候へく候に、
  さなからにて候、
  又々申へく候、
  あなかしく、
  □月七日申候、
  [    ]
はるのしるしも

金沢貞顕書状

金文番号
482
和暦年月日
(鎌倉後期)7日
成立
鎌倉時代後期
員数
1通
形状
竪紙(本紙、上に小切紙二紙、下に横切紙一紙を接続)
欠損
後欠
料紙
楮紙
法量 縦x横
縦31.9 x 横48.2
紙数
1紙
紙背
(上)題未詳聖教(折本)、(下)『盤法本尊図』第3紙
付加情報
影字あり(K472/S764「金沢貞顕書状」の影字と同一文書)。
整理番号
774
遺文
鎌30921
神奈川県史
2835
最終更新日
2020-01-12