倉栖兼雄書状

【禅札委細】承候畢、【抑俊如御房】自備後す[  ]【後御】物船便舟して
【下向之便】[  ]状候、若海賊の
[  ]【むす】らんと、それにお
[   ]□へ付候はヽ、過書
[   ]るましく候つるに、返々
[  ]【下着】もおそく候ぬと覚
[  ]【此僧】御下向候、長途の疲
【身無勿体候、】委旨定令語申
[  ]【恐々謹】言、
  【六月】八日  掃部助兼雄(倉栖)

※【 】は墨映文書による復元

倉栖兼雄書状(詳細)

金文番号
563
和暦年月日
(鎌倉後期)8日
成立
鎌倉時代後期
員数
1通
形状
竪紙(上半分欠の切紙)
料紙
楮紙
法量 縦x横
縦16.1 x 横46.5
紙数
1紙
差出
掃部助兼雄(倉栖)
紙背
『神泉御読経導師次第〈開白〉』第7紙
付加情報
影字あり。本文書の影字はK2634/S1168「氏名未詳書状」にあり。
整理番号
808
遺文
鎌26662
神奈川県史
2123
最終更新日
2020-10-02