長井貞秀書状
以御引法華曼陀羅誂 候之処、凡以不法無極候、 如何なと、かゝる物をは、引被
給候けると、返々遺恨覚□、
自太子堂御返事不候之
由、令申候之処、只今給候之間、
取進之候、仍仏具箱二合、両界
一合、茶一合給置候内、両界
箱一合、茶一合は令進之候、
仏具三合者、人夫不足候之
間、止置候、以後日可進之候、
恐々謹言、
六月七日 貞秀(花押)(長井)
明忍御房(釼阿)
給候けると、返々遺恨覚□、
自太子堂御返事不候之
由、令申候之処、只今給候之間、
取進之候、仍仏具箱二合、両界
一合、茶一合給置候内、両界
箱一合、茶一合は令進之候、
仏具三合者、人夫不足候之
間、止置候、以後日可進之候、
恐々謹言、
六月七日 貞秀(花押)(長井)
明忍御房(釼阿)
長井貞秀書状(詳細)
- 金文番号
- 619
- 和暦年月日
- (鎌倉後期)6月7日
- 成立
- 鎌倉時代後期
- 員数
- 1通
- 形状
- 竪紙
- 料紙
- 楮紙
- 法量 縦x横
- 縦32.4 x 横51
- 紙数
- 1紙
- 差出
- 貞秀(花押)(長井)
- 宛所
- 明忍御房(釼阿)
- 紙背
- 『薄草子口決』(釼阿本)巻十五第2紙
- 付加情報
- 右筆書状。影字あり。
- 整理番号
- 844
- 遺文
- 鎌23285・23534
- 神奈川県史
- 1696
- 最終更新日
- 2020-10-20