長井貞秀書状

為三嶋社法楽、鎮   護国家三部経   被書写候、罷入
   人数内候、如法能書
   人々は其中に相加候、
   心あかりして存候、
其後何条御事
候哉、入見参、諸
事申承たく存
候、
抑三嶋社法楽心
経法御結願後、又
為八幡宮荏柄社法
楽、心経法可有御

行之由存候、御許容
候者、本望候、仍供
料可進候之由申
候、定進之候歟、連々
所望恐入候、可
有御免候、且御利
益候、又、御布施者、
莫大可進候也、
能々御いさみ候へく候、
恐々謹言、
  十一月十三日  貞秀(長井)

(切封ウハ書)

長井貞秀書状(詳細)

金文番号
627
和暦年月日
(鎌倉後期)11月13日
成立
鎌倉時代後期
員数
1通
形状
竪紙(本紙・礼紙)
料紙
楮紙
法量 縦x横
縦 31.8 32.0 x 横 49.8 50.2
紙数
2紙
差出
貞秀(長井)
宛所
明忍御房(釼阿)
紙背
(一)『相應経見聞〈私〉』(釼阿本)第3紙、(二)『相應経見聞〈私〉』(釼阿本)第5紙
付加情報
自筆書状。本紙・礼紙ともに影字あり(本紙:K2777/S1313「氏名未詳書状」、礼紙:K2557/S1501「氏名未詳書状」)。
整理番号
856
遺文
鎌23542
神奈川県史
1704
最終更新日
2020-10-23