長井貞秀書状

御文候、片時持  可有御入候歟、入見之時、可申之由
存候之処、つやゝゝわす
れて候ける、尾籠
候、明暁如法たしかに候
仁、上洛事候、南方(金沢貞顕)へ
御文給候て、可進
候、是ふんはこ(文箱)に
入候はんとて、ふんはこ
を不封して持参
候、御文候はゝ可給候、
恐々謹言、
  乃日  貞秀(長井)

(端裏切封ウハ書)
「(墨引)
 明忍上人(釼阿)  □□(貞秀ヵ)」


(紙背本奥書)
伝授如先、同四日記畢、
願以文殊値遇々之日、女為資恵
開発之像而已、金剛仏子 頼ー
  御自筆
   同七日一

長井貞秀書状(詳細)

金文番号
631
和暦年月日
鎌倉後期月日未詳
成立
鎌倉時代後期
員数
1通
形状
竪紙
料紙
楮紙
法量 縦x横
縦31.4 x 横49.6
紙数
1紙
差出
貞秀(長井)
宛所
明忍上人(釼阿)
紙背
『薄草子口決』(釼阿本)巻九第14紙(識語あり)
付加情報
自筆書状。影字あり。
整理番号
860
遺文
鎌23520
神奈川県史
1682
最終更新日
2020-10-23