向山敦利書状

おそくつき候はゝ、二宮入道(覚恵)のやかたにて、御まち候へく候、人めにかゝらてまいるへきよし候間、こよひ
にまいり候はて、あすのよになり
候はゝ、御文のひつけもさのみたかい候
はん事なくてそ候、かまへてゝゝゝゝ、御
いて候へく候、これはゆもとより申
候、ふけ候とも、御まち候へく候、たひ
所より申候間、状うら恐入候、
恐々謹言、
  十一月廿五日  敦利(向山)〈状〉(花押)
   
(ウハ書)
「(切封墨引)
  みやうにん(明忍)の御房御むろへ□いらすへく候、
                 進入

向山敦利書状

金文番号
539
和暦年月日
(年未詳)11月25日
成立
鎌倉時代後期
員数
1通
形状
竪紙(本紙)
料紙
楮紙
法量 縦x横
縦32.2 x 横50.1
紙数
1紙
差出
敦利(向山)〈状〉(花押)
紙背
『秘鈔口決〈本鈔第十七巻〉』(釼阿本)第13紙
付加情報
影字あり。
整理番号
878
遺文
鎌28152
神奈川県史
1648
最終更新日
2020-09-24