愛知範義書状
思まいらせ候て候つるに、旁なにと申候へしとも覚候はす、歎入候々々々、馳参
候て、可申入之由存候て、
折節目を大事之病候、
もゝの内に雑熱なとも
候て、乗馬雖難合期候、
可参洛之由仕候に、両郷
外宮役夫工米事に、
大津可入期之由、相触
候之間、土民なとはかりに
うちまかせ候はん事、
不可叶候て、青女罷上候、
委細定申入候歟、以此旨
可有御披露候、恐惶謹言、
三月廿三日 範義(花押)(愛知)
候て、可申入之由存候て、
折節目を大事之病候、
もゝの内に雑熱なとも
候て、乗馬雖難合期候、
可参洛之由仕候に、両郷
外宮役夫工米事に、
大津可入期之由、相触
候之間、土民なとはかりに
うちまかせ候はん事、
不可叶候て、青女罷上候、
委細定申入候歟、以此旨
可有御披露候、恐惶謹言、
三月廿三日 範義(花押)(愛知)
愛知範義書状(詳細)
- 金文番号
- 767
- 和暦年月日
- (年未詳)3月23日
- 成立
- 鎌倉時代後期
- 員数
- 1通
- 形状
- 竪紙(礼紙、切紙二紙を上下に接続)
- 料紙
- 楮紙
- 法量 縦x横
- 縦32.1 x 横48.8
- 紙数
- 1紙
- 差出
- 範義(花押)(愛知)
- 紙背
- (上)『鳥羽院御月忌次第』第7紙、(下)『宮高野御参詣次第〈三所御三参儀/寿永三年〉』第5紙
- 付加情報
- 影字あり(K98/S433「金沢貞顕書状」)。
- 整理番号
- 918
- 遺文
- 鎌25324
- 神奈川県史
- 1934
- 最終更新日
- 2020-11-10