釼阿書状

御札之趣、畏以拝見仕候、来十七日御入候者、殊以可然候、若十七日御入候者、
如例無斎之点心をは、
知事に可用意仕候由申
含候、若一夜之御逗留候者、
十八日にても候へ、点心を可用
意仕候、若十七日に可有御
帰候者、十七日早旦に入御
候者、悦入候、又寺門・山門(近江国)之事、


(紙背)「金沢貞顕書状」礼紙

  九月十五日  貞顕(金沢)
 方丈(釼阿)又進之候、
  
(ウハ書)
「(切封墨引)
 方丈進之候、      貞顕」

釼阿書状(詳細)

金文番号
1144
和暦年月日
(元応元年月日未詳)
成立
鎌倉時代後期
員数
1通
形状
竪紙(本紙)
料紙
楮紙
法量 縦x横
縦33.6 x 横51.4
紙数
1紙
紙背
『酉員流 一結〈大事〉』(釼阿本)第7紙
付加情報
釼阿・金沢貞顕自筆。影字あり(『金文』未収「金沢貞顕書状」)。本文書の影字は『宝寿抄』巻七第9紙にあり。
整理番号
941
遺文
鎌27232
神奈川県史
2215
最終更新日
2020-01-16