順忍書状

新春吉事者事旧候了、猶以幸甚々々抑明日〈十日、〉令参て、
十一日可罷帰之由事、
承候了、兼者十一日千
秋寺へ雖令申約束
候、加様蒙仰候上」
「者、千秋寺を十二日へ
令延引候、如是難治
子細等候を、随仰候上者、
引出物先々に超過
候て可給候、又老僧等者
可令同道候、委細旨
期参拝候、恐々謹言、
  正月九日  順忍(花押)

(ウハ書)
「(切封墨引)
        順忍」

順忍書状(詳細)

金文番号
1465
和暦年月日
(鎌倉後期)正月9日
成立
鎌倉時代後期
員数
1通
形状
竪紙(本紙・礼紙)
料紙
楮紙
法量 縦x横
縦 33.6 33.7 x 横 52.9 51.5
紙数
二紙
差出
順忍(花押)
宛所
称名寺方丈
紙背
(本紙)『宝寿抄』巻三第十二紙、(礼紙)『一結〈大事〉/酉員流/釼阿』第一紙
付加情報
右端に切封の跡あり、本紙・礼紙ともに影字あり、自筆書状、
整理番号
986
遺文
鎌29552
神奈川県史
2553
最終更新日
2022-06-01