順忍書状

此程例所労更  発候之間、炙治  仕て籠居候、
行忍房他界事、
歎入候之処、今夜
又随観房頓死
候、一日一夜之間、
二人老僧逝去候之程、
愁歎無極候、二人
共為旧老之上、思寺事」
「越余人候つる之間、
愚身失力候、又同法
僧侶多被差遣候之条、
日来旧好殊被顕御
志、目出覚候、加様次第、
入見参可申承候、
  二月廿七日  順忍(花押)
 称名寺方丈〈御報〉

(ウハ書)
「(切封墨引)
         順忍」

順忍書状(詳細)

金文番号
1473
和暦年月日
(鎌倉後期)2月27日
成立
鎌倉時代後期
員数
1通
形状
竪紙(本紙・礼紙)
料紙
楮紙
法量 縦x横
縦 33.7 33.0 x 横 51.1 53.0
紙数
二紙
差出
順忍(花押)
宛所
称名寺方丈
紙背
(本紙)『即身成仏義聞書』巻一・二第十一紙、(礼紙)『宝寿抄』巻二第十三紙
付加情報
自筆書状、影字あり、
整理番号
987
遺文
鎌29557
神奈川県史
2558
最終更新日
2022-06-01