氏名未詳書状

  御文にて〈◦此御出の御おり〉まいらせて申候へきよし
  申て候しうえは、一とは
  ことさらのしるしに、
  見参にもいりて、
  うちおき候へきやらん、かたゝゝ
  御心え候つる、
  □□□草子学しやうの御房へ返しまいらせ候、
四日みなみ殿の御方、かまくらへ
御出にて、わたらせおはしまし候、そのほとに、
あれへのまいり事はいかゝ、
あるへきと、あの御方の上より御気色候し、
ちたつか申候しやうに、
あれまてのまいり事は、
中々をそろしきやうにもおほえ候へとも、

氏名未詳書状

金文番号
2847
和暦年月日
(鎌倉時代後期)
成立
鎌倉時代後期
形状
竪紙(本紙)
料紙
楮紙
法量 縦x横
32.0 * 49.6
紙数
1紙
紙背
『秘鈔口決〈本鈔第十七巻〉』(釼阿本)第十七紙
付加情報
本文の文字が表にずれて写っている、
整理番号
1384
最終更新日
2011/11/28